ジオパークの旅

 

 

新温泉町山陰海岸ジオパーク館主催のバスツアーに参加しました。

参加者 11名・講師スタッフの方々 3名・町バスのドライバーさん

AM8:30にジオパーク館を出発し、山陰道経由「漁火ライン(国道180号)」より目的地の京都府京丹後市久美浜町の「道の駅 SANKAIKAN」に9:40予定通り到着です。休憩後「かぶと山公園」入口からいよいよ「かぶと山展望台」を目指しトレッキングスタートしました。

 

 

久美浜湾は小天橋と呼ばれる砂州によって日本海と隔てられた汽水の潟湖(ラグーン)との説明でした。その中央部にそびえる「兜山:かぶと山」(海抜191.7m)は溶岩が突き上げてできたドーム状の山です。


途中に講師スタッフの方から、ハンマーで岩石を割り丁寧な説明もありました。登山道はコンクリート舗装が大半で、最後に階段状になっています。


久美浜湾の砂丘地を利用した農業(スイカ・メロン・ぶどう・梨など)・汽水湖を利用した牡蠣養殖やクルマエビ養殖など特殊な条件を上手く活用して暮らしておられるのですね。

かぶと山展望台からの眺望は、久美浜湾の全貌が見渡せて爽快です。急な雷雨に見舞われましたが、熊野神社で雨宿りし下山しました。


豪商 稲葉本家

千石船貿易、幕府・諸藩の公金預かり所


豪商 稲葉本家を訪ねて

明治十七年には、地租七八〇円(約3億円)を納める京都府下一の多額納税者だったとは… 驚きました‼

 

ジオパーク館ツアーに初参加させていただき、滅多に訪れる機会のない久美浜町を少し知ることができました。これまでは単独行動ばかりの個人的なジオパークめぐりでしたが、団体行動もいいかな。